令和元年総会開かれる


 令和 1年8月
ホームページ幹事 福井 政二
  2019年7月27日AM11時から大宮清水園で令和元年の埼玉滋賀県人会の総会兼懇親会が開かれた。  
総勢101名。100名超えは長年の悲願であった。13年前に5名でスタートした会としては感慨深いものがあった。会長挨拶の中で冒頭、「開催前3日間に土壇場のキャンセル(ドタキャン)が1件もなかった」という。こんなことは初めてとのこと。  
  今回参加者の中に9名の初参加の人がいたので、会長は改めて「県人会とは?」の当会としての基本姿勢を発表した。   
13年前に東京から独立する時に東京の責任者から「県人会は無色、無味、無臭であることを心掛けよ」と言われたという。これは「政治、宗教、物販から距離を置くこと」に他ならない。その教えを守って13年間1人の政治家、宗教家、特定業者の宣伝に来賓として呼んだ事はないという。  
  その一方で先月探花会で訪問した本多静六記念館で学んだ静六の造園哲学に「公園には逍遥区、休養区、運動区、教化区の施設を必要とする」とあることを披露した上で、「県人会にもこれと同じ機能を設けて、誰もがどこかに自分の居場所作りが出来るようにしたい」と希望を述べて、当日欠席した50人の会員にも家から外に出る働きかけをして欲しいと依頼した。  
  来賓としては県庁から3名、東京、神奈川、長野県人会の副会長、湖国寮長の8名の参加を頂いた。特に長野からは2人の参加を頂き、その一人は先月「近江商人道研究会」の講師を勤めていただいた方である。当会にはない精神を学ぶ為に有用であった。
事業報告と計画案を新納理事、決算報告と予算案を福田理事が報告し、了承された。
出欠届と一緒に提出してもらった向う6ヶ月間のイベント出欠届けの集計結果が新納事務局長から発表された。ちなみに来年1月25日に行われる第14回新年会には85名の参加希望者が計上されていた。今後の活動次第で何名の増加があるか、楽しみである。  
  ブロック運営を盛んにする為に8ブロック長に壇上に登ってもらい、会長から通信費補助金として5000円ずつが手渡された。最近はブロック会が各地区で開かれるようになってきた。  
  100人の集合写真を取るのに10分ほどかかったが、その間に宴会の準備と模様替え。
乾杯の発声は矢尾顧問にお願いした。矢尾顧問は先月、奥様と北海道をグルリと廻って来られた とのこと。前々から行きたいと思いながら行けず、やっと実現したと喜びを語られた。フェリーで苫小牧に上陸し、2000キロをご自分が運転して廻られた。松前には「北進近江商人先達の碑」があり、お守りいただいている専念寺の副住職に会い、接待を受けたそうである。商人として近江から遠くに出向いたのは秩父も同じで、感慨深いものがあったはず。  
  総会開始前の「滋賀県民の歌」斉唱から「琵琶湖周航の歌」合唱までの間、総会議事を終えて、飲食交えての懇談・カラオケ・ビンゴゲームと盛り上がり4時間はあっという間に過ぎ去った。  
  次回の再会を期してお開き・・・・・