コロナウイルスなんかに負けるもんか!  
令和2年8月
加藤 慶子(さいたま市在住)

新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う外出自粛を守り、机の引き出しを整理していたら、未使用の
葉書が40枚程出て来た。
暇に任せて中学時代に教室を共にした仲間に一筆したためた。
「お変わりありませんか、こちらは草花の手入れをしたり、台所や書棚の整理など、
  家の中をウロチョロしています。カラ元気を出せば足腰イタタ・・・・  
  楽しみにしていた同級会の花見は中止になり残念でした。  
  新型コロナによって世界中が震えあがるほどの事態になるなど、誰が予想した でしょうか。  
  ニュースを見れば見るほど心が萎えてしまいます。それはそれで医療に従事して くださる皆さまに
  感謝を申し上げましょうね。
  万が一、私たちが感染したらコロリと逝ってしまうお年頃、油断はできません。
  密閉・密集・密接をしっかりと避け、どなたにも迷惑をかけぬようにしましょう。
  手洗い・睡眠・食事はしっかり取って、夫婦げんかや親子げんかも命あっての物種。
  お体大切にお過ごし下さい。」
それから数日して故郷に住む同級生から電話が来た。
「埼玉県頑張れ!栃木県も頑張ってんぞ」と。 あれよあれよと日常生活がガラリと変わった。そう遠くない日にワクチンが開発され、 新型コロナウイルスに負けない平和な世界が訪れることを信じよう。

他県人会の会報に関して  
令和2年8月
山田 正(川口市在住)

  「7月27日に大阪滋賀県人会からNo.93号の会誌が送られてきました。
62ページ仕立てでオールカラー、用紙も昔のセルロイドのような頑丈な厚紙でずっしり重い。
驚くのは第1、第2ページに「近江の俳句を語るとき」と題して北村季吟と松雄芭蕉と森川許六 の紹介記事が掲載されていました。
  その1部分を紹介すると、『芭蕉の生涯における『近江」の位置づけを数の上から見てみると、芭蕉の生涯作品は980句と言われているが、その1割近くの89句が大津湖南地方で詠まれて いる。「奥の細道」の52句よりはるかに多い。また、「36俳仙」と呼ばれる弟子たちの国分布 を見ても、近江12、江戸5、美濃4、伊賀3、と弟子の人数でも群を抜いている。』 と格調高く我が故郷の教養の高さを謳歌しています。
  『近江商人のふるさと探訪4』や『昭和30年代湖国暮らしの表情3』、同志社大学名誉教授 による『近江商人と三方よし11』と近江人の心をくすぐる記事が満載されています。
  他県人会の会報は綴って事務所に保管していますので、閲覧したい方は事前に連絡してからおいで下さい。