コロナ危機に全員で取り組もう



 
令和2年12月
横田 雅治(ふじみ野市在住)
県人会の皆さんコロナウイルスに負ける事無くお元気ですか
私は、1957年希望の光と共に大阪市東区の株式会社広島屋に就職
して以来才の年齢に達し、今尚日々を楽しんでいます。
  思えば60年前会社の先輩に説得され、廣池千九郎先生の道徳教育(モラロジー)を奈良県生駒市(当時生駒村)の道場にて受講した時は正に目から鱗でした。
  モラロジーの原点―修天爵而人爵従之―天爵を修めて人爵これに従う。 人として自我没却、我をすて、利他(りた)の心をもつ、成功と幸福とは違う。
6年間でしたが毎週土曜日夜の受講した楽しさを、昨日の出来事のように思う今日です。
  その後転勤で東京に生活の拠点を変え、夢であった脱サラをし 「自己責任の原則の中に人間の主体性が生かされる」 この信念の下現在の会社設立に至り、早や46年が経過しました。今思えば起業3ヶ月後ある会合の席において、準大手ゼネコンの関東支社工事本部長との出会いがあり、当時3000万円の工事を受注し「感謝・感謝・只感謝」。その他長男(現社長)の頼みで40年前に立ち上げた地元少年野球チームの人脈の関連でも相当な受注があり、会社経営は順調に前進し、横田丸はいたって恵まれた状況であります。
  その後も私の信念である、企業は生きている。活力のある企業は栄え、活力を失った企業は衰える。守りに姿勢になった企業は衰退のみ。この思いを強く持ち日々経営に携わっています。現在も大阪にも営業所設置を検討中です。
  一方モラロジーの精神が首をもたげ、社会、人道奉仕活動への参加を考え、世界奉仕団体であるライオンズクラブ国際協会に入会し、各国のライオンズマンと共に活動することに非常な充実感のある日々をすごしています。
  一方最近は自分の体験から社員に対し、「若さは誰もが一度は持ち、誰もが確実に失うものである。与えられた仕事をするというのではなく、自分が主人公の思いで仕事をする気持ちを持てば必ず会社の活力になる」そんな言葉で社員を励ましている日々です。
  現在380万社と言われる中小企業の相当数が、コロナウイルスの発生で倒産・廃業の危機に瀕し、リーマンショック以上の厳しい局面で、経営は緊張の連続です。
  私自身今こそ、近江商人の原点「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」、そしてモラロジーの人生の指針「自分よし」「相手よし」「第三者よし」この精神を強くもち会社経営、人生生活にまい進していきたい。来年2021年東京オリンピック・パラリンピックの開催を笑顔で迎えたいと思う今日この頃であります。

有限会社 インテリアヨコタ         
取締役会長 横田雅治  
内装工事・住宅店舗リフォーム一式  
ふじみ野市亀久保1154-22  
TEL 049-256-0782