私の2020プロジェクト【新たな目標へ】 | 令和2年10月 西村登喜男(戸田市 在住) |
コロナ禍の中で進めていた新型ボートが一応の完成を見て、8月10日進水の運びとなりました。 県人会の福井さんが暑い中立ち会ってくださいました。
ボート関係者の中でも私を良くご存じない方はありえないと思われている中ですから、工房にも案内し建造設備を見ていただきお話をいたしましたので、実際に造り上げた事を確認いただけたと思います。 当日は久々の乗艇であり気温も高い中でしたので短時間軽く漕いだだけでしたが、非常に好感触を得ました。その後も乗艇を進めた結果、ほぼ当初の狙い通りに出来ている様です。 今回のプロジェクトでは私の乗るボートを作ることとして進めていましたが、私なりのいろんな考え方を盛り込んでおり、結果がよさそうであればさらに進めて先端のレース用ボートとして作ることも想定していました。 もっと乗艇回数を増やして検証を深めてゆかなければなりませんが、もう一歩進めて一線のレースのためのボートに成長させることも可能だという感触を得ています。 その為には今回見送った様々な部分についての再検討を行う必要がありますが、やってみたい気持ちにさせるボートとなりました。 ひとつの達成から新たな目標が見えてきました。まだまだ終わりに出来ません。 |
〔 取材レポート〕 戸田漕艇場へは初めて行きました。広い広い長さは2000mあり先が見えませんし、両側には各大学のボート置き場兼部室みたいなのがズラリと並んでいます。先に競艇場がありますが行きませんでした。 みんな大学かな、練習やってる組あれば地上で体操やってる組、男だけでなく女性の組みもあります。 この『戸田ボートコース』は年間8万人余(平成26年度)が利用されているとか、有料です。 西村さんボートを水場近くで組み立て進水儀式、シャンパンを船にかけて、いよいよ進水です。8mもあるボートを1人で水辺に下ろし浮かべました。スルーッとすべる様に水に入りました! そして櫓を漕ぐとスイッーと進みまるでミズスマシのよう。どんどん先へ行きますが、陸で追っかけるこっちは猛暑のなか、たいへんです、暑い 暑い!あとボートを前後2つに分けて車に載せて帰宅。 1階の仕事場を拝見、様々な機機が並んでおり本体はプラスチックで成型、きれいな色を塗り細かな 調整があるようですが理解できず、物作りはたいへんです。〔見学者 福井〕 |