コロナ直前のネパール旅行

 
令和4年9月1日
板谷 久子(さいたま市在住)
  コロナ禍で自粛中の日々、皆様いかがお過ごしでしょうか。4回目のワクチン接種も済みましたが、体調、気分もすぐれない毎日です。そんな時今井さんから、埼玉滋賀県人会ホームページへの投稿依頼の電話がありました。外出を控え、埼玉滋賀県人会の行事も、友人とのカラオケ、ランチ会もなくて、楽しみが少ない毎日です。何を書こうかな?と悩み、そうだコロナギリギリの旅行の事を書こうと思いました。
2020年2月25日から10日間ネパールへ友人と行ってきました。コロナ感染者が増え始めた頃で、旅行は中止になるかと思っていましたら、旅行会社から「出発します」との連絡がありました。主人には「空港からそのまま戻ってくるかもしれないよ」と言って出かけました。
その時点では、ネパールではコロナ感染者は、1名と出ていました。中国人、韓国人は入国出来ず、日本人は入国OKでした。ネパール国内ではマスクをする習慣がなくて、マスクをしていると怪しまれると聞いて、機内と空港以外ではマスクをしませんでした。日本ではコロナ感染者が増えて、学校が休校、マスク不足等で大変な事だとニュースで知りました。私たちが帰国の時、無事に入国出来るか心配でした。ネパールと言うと寒いイメージで、寒さ対策の用意はしていったのですが、2月なのに日中は暑くて、夜は急に気温が下がるので、風邪をひいて熱を出した人がいたのです。帰国する前日の事で、心配しましたが、翌朝に熱が下がり、無事に日本に帰って来られました。その頃には、コロナは夏には収まるとの予想でしたのに、2年半経った今も、これから先もこの状況が続くのでしょうか。