ねぶた祭りと竿燈祭り


令和6年8月1日 
坂口雅司(八日市市出身 蓮田市在住)
  昨年(2023年)8月3~5日に以前から所望していた青森のねぶた祭りと秋田の竿燈祭りに行ってきました。旅行会社のツアーに参加すると楽に行けるが、私は自由に行動したいので国内旅行は個人旅行することが多く、今回も自宅から車で行くことにして計画した。 問題は宿泊ホテルと祭り観覧席の確保であった。公式ホームページを見ても当日は非常に混雑すると記載してある。4月ごろからホテルを探していたが、会場近くのホテルが予約できず仕方なく車で1時間ほど掛かる離れた街のホテルを仮予約した。観覧席の購入はいずれも6月から発売になっていた。それにしても夜に行われる祭りが終わるのが9時頃でそれから駐車場まで戻りホテルに向かうが、渋滞もあるだろうから1時間以上かかる。車をホテルに置いて電車で行くことも考えたが都会ほど便利ではない。何回もホテルを探していた時、5月に入って星野リゾート青森屋のプランにねぶた祭り観覧ツアーがあることに気付きすぐに申し込んだ。少し高額であるが安心でガイド付き、お酒も飲める。秋田の竿燈まつりにはこのようなツアーは無いのだが、丁度会場近くのドーミーイン秋田の予約が取れた。駐車場も無料。 後で調べるとこのようなビジネスホテルは3か月前から宿泊予約を受けることが分かった。(参考だが、大曲の有名な花火大会会場近くのホテルルートインも3か月前からだった)有料指定観覧席は公式ホームページから購入した。後は帰宅までの途中の工程を概略決めて準備終了である。

写真1
最終行程は、8月3日:自宅⇒道の駅みさわ⇒星野リゾート青森屋(三沢市)8月4日:奥入瀬渓流⇒ドーミーイン秋田、8月5日:道の駅ねむの丘⇒加茂水族館⇒自宅 である。 青森屋からバス2台でねぶた祭り会場に着き、津軽三味線のイベントを聞きながら時間まで軽食とお酒を嗜む。
7時ごろからねぶた運行がスタートし、9時ごろまで約20台が運行した。担ぎ手が“ラッセ、ラッセ・・・”と威勢の良い掛け声で山車を引いていく。一般客も掛け声に合わせて“ラッセ、ラッセ・・・”と大きな声で叫び、街の活気を感じた。写真1は2023年大賞を取った作品である。
  翌日5時頃に秋田のホテルから徒歩10分程で祭り会場に着き、先ず屋台村で腹ごしらえ。指定観覧席から竿燈演技を鑑賞する。皆が“ドッコイショー、ドッコイショ”の掛け声で盛り立て1基50kg位ある竿燈を一人で担ぎ、驚きの演技をする(写真2)。ねぶた祭りと違って人間の技術を競う迫力を感じる。夜は演技を鑑賞するだけだが、翌朝9時ごろからホテル近くの別会場で町対抗の妙技大会が行われていた(写真3)。帰りは山形県鶴岡市の加茂水族館に立ち寄り、様々のクラゲを見て楽しんだ。(写真4)
  東北の2大祭りを堪能し、念願の目標を達成した。これからも地方の大きなイベントを巡り回りたいと考えている。
 
写真2  写真3   写真4