滋賀県の花について


令和6年6月1日 
瀬川 公三(日野町出身 春日部市在住)
  皆さんご承知の通り、全国都道府県には鳥・木・花・魚などの種類にシンボル となるものがそれぞれ定められています。
今、住んでいる埼玉県の鳥は「シラコバト」木は「ケヤキ」花は「サクラソウ」 の他に、魚「ムサシトミヨ」と蝶「ミドリシジミ」が定められています。
ところで、我が滋賀県のシンボルは鳥は琵琶湖に多く住んでいる「カイツブリ」 木は永源寺などで有名な「モミジ」が昭和40年代に県民投票で選ばれました。
  花は石楠花(シャクナゲ)で、昭和29年にNHKが行った投票で決定さ れたそうです。この石楠花(シャクナゲ)は、近年 埼玉県で開催されている 「近江日野商人サミット」でお馴染みの、日野町鎌掛(カイガケ)にある渓谷 に自生していて“国の天然記念物”となっています。 花屋さんで見かけるも のと違い、山深い谷間に背丈程の石楠花が咲き乱れています。
私は、この日野町鎌掛(昔は鎌掛村)の村外れで、渓谷に一番近い場所で生ま れ育ちました。子供の頃、5月初めから6月に遠足で石楠花渓谷と正法寺(村 にある山寺)の藤棚へ行った事をこの季節になると思い出し筆を執りました。

     
カイツブリ   モミジ   石楠花(シャクナゲ)