活動報告

 賀詞交換会


集合写真

和太鼓の演奏

清水会員の手品

2011年賀詞交歓会

平成23年の新年賀詞交歓会が1月16日、例年通り
大宮ラフォーレ清水園で開催されました。

山田会長の開会挨拶に続き、5周年事業について前川
委員長から報告がありました。

特に10周年に向けての目標の披露がありました。
次に滋賀県東京事務所の畑所長からNHK大河ドラマ
「江」の見所と裏話の披露があり、出席者一同大変
興味深く耳を傾けました。

親睦会では清水義雄さんによる見事な手品披露や
途絶えることのないカラオケ大会、締めに谷口武芳志
師匠による「春を呼ぶ和太鼓」演奏は新春らしい雰囲気
を感じることが出来ました。

今年1年も会員皆様方のご健勝とご多幸を祈念して
新年賀詞交歓会の報告とさせていただきます。






2010年新年賀詞交歓会

 新年明けましておめでとうございます
今年もどうぞ宜しくお願い致します

 埼玉滋賀県人会の新年会が1月10日(日)大宮
清水園に於いて開催されました

 本部の中西理事・滋賀県東京事務所畑所長を
ご来賓に迎え、46名の参加でした 8部会の報告と
今年の予定が発表されました

 生田流の方々11名による尺八とお琴の演奏 新春
らしく“春の海・21”に始まって、今年合併した長浜市
の「長浜曳山まつり」にちなんだ曲“長浜のにぎわい”
で三弦あり太鼓ありと盛り上がり、アンコールには
“花変奏曲”を聞かせて頂きました

  舞台にはお琴が堂々と10面並び、演奏者も懇親会に
同席して貰って楽しい新年会となりました

これからの色々なイベントが予定されています
どうぞ皆様もご参加下さいますようお待ちしています

(加藤 正子 文)



  ふるさと講演会



 会員明堂(みょうどう)純子氏(本庄市出身)は嘉田由紀子滋賀県知事の実姉で本庄市議会議員ですが、6月まで市議会議長の要職に就かれていました。 平成19年5月27日と20年9月20日に嘉田知事のふるさと講演会が催され、埼玉滋賀県人会からも数名参加しました。上田埼玉県知事、本庄市長も来賓で見えていました。 ふるさと時代の話と共に滋賀県や琵琶湖等の現状および将来についても話があり、学者嘉田知事の印象を強くしたところです。 嘉田知事といえば「もったいない」の精神ですが、特にかけがえのない我々のふるさとの環境を維持、改善していただけるものと期待しています。 なお、参加されていた同市の山田芳久氏(日野町出身者)が、埼玉滋賀県人会があるのをこの席で知られ、以降会員として各イベント等に参加されていますことは、心強い思いがします。
―広げよう世界に羽ばたく滋賀県人会の結束を!―

(新納 桂 文)



  世界大会
 






 第11回滋賀県人会世界大会が久々に故郷、日本(大津市)で平 成19年11月12日(月)~14日(水)にかけて開催され、埼玉滋 賀県人会からは13名が参加しました。
宿泊は会員松本康男氏(守山市出身)の紹介で守山市内とし、 千葉・茨城滋賀県人会の方々と親交を深めました。

11月12日(月) 琵琶湖ホール見学
  記念講演、歓迎コンサート
11月13日(火) 世界大会式典
  基調講演、シンポジウム
  滋賀県主催歓迎パーティー
  ナイトツアー
11月14日(水) 琵琶湖視察 
  若人の集い
  全国滋賀県人会主催パーティー

 なお、全国滋賀県人会連合会では、滋賀県人会の世界大会とは別途に世界版として来年の上海万博にツアーコースを組むことの検討がなされています。 別掲の「上海万博と最近の中国ビジネス事情」講演会参照

  朗読会


日  時 平成21年1月24日(土)

朗 読 者 山田誠浩氏
(元NHKエグゼクティブアナウンサー)

内 容 大宮ラフォーレ清水園での新年賀詞交歓会時に会員山田誠浩氏(大津市出身)によって藤沢周平作「どわすれ万六」の朗読会が開催されました。

コメント 要請があれば、何処へでもいって講演・朗読を行うとのことです。

  裁判員制度勉強会



平成21年7月4日(土)

大宮ラフォーレ清水園での総会時に開催された。
講師は埼玉地方検察庁特別刑事部稲邉 賢治統括捜査官で、出席者全員真剣な眼差しで聞いていました。    

タイムリーで身近な話題だけに質問も多く出ました。

平成21年5月21日スタートの裁判員制度は東京に引き続き埼玉で実施されました。

裁判員制度アドレス http://www.saibanin.courts.go.jp/


県人会・各部会の報告

県人会主催

  総会


滋賀県民の歌を斉唱する会員


会報”彩のおうみ”命名者
矢尾直秀氏に贈呈された
布引焼の賞品


初参加者自己紹介


ご夫婦で初参加の村田夫妻


琵琶湖周航の歌を肩を組んで
歌う会員



平成22年7月24日(土)総会・懇親会開催

参加者 56名
今回から冒頭に「滋賀県民の歌」を全員で斉唱
することにしました
山田会長は「ホームページに命を吹き込んで
欲しい」という要請
中西理事は「三鷹に湖国寮の再建が決まった
こと」
畑県・東京事務所長は「滋賀県に観光局が
設置され、県人会との交流を増やしたい」と
いう挨拶がありました。
今後のイベント参加希望のアンケートをとりま
した。欠席者の方にも後刻お送りします。
5周年記念事業として何がふさわしいかを
グループごとに討議しました。

来賓畑滋賀県東京事務所長の挨拶
前川5周年記念実行委員長
出席者最年少(大学4年生)
居山翠さん
   


平成21年7月4日(土)に、大宮ラフォーレ清水園において開催されました。
総会 挨拶・会計報告・新年度事業計画
県人会・各部会主催の詳細計画発表
講演会 裁判員制度について
懇親会 歌声喫茶の再ブームをヒントに各テーブル毎に即席課題の叙情歌斉唱、最後に全員で「故郷」を唄い、大いに盛り上がりを見せました。恒例のカラオケ・福引大会も行われました。

  新年賀詞交換会


平成21年新年賀詞交歓会は、さいたま市の大宮ラフォーレ清水園において1月24日(土)に開催されました。           大宮ラフォーレ清水園はさいたま市の会員西沢正義氏(愛荘町〈旧秦荘町出身〉)が勤務されている関係で、このところ7月の総会と共に開催が定着しています。 全国滋賀県人会連合会中西理事や山田会長から新春朗読会挨拶を頂き、引続き県人会・各部会報告と7月の総会まで景品写真のイベント案内がなされました。

懇親会では、恒例によって、矢尾社長の音頭によって新年に相応しい「秩父錦」で乾杯となりました。 初めての試みとして新春朗読会があり、その後カラオケ・福引大会へと進みました。 福引大会では、さいたま市にお住まいの会員中村文雄氏(近江八幡市出身)の奥様(もちろんご主人も) の手作りパンや、本庄市の会員山田芳久氏(日野町出身)のひょうたんアートなど 心のこもった特徴ある景品もあり、全員に行きわたりました。

  バスハイク <部会長 中村 文雄(近江市八幡市出身)>











第3回バスハイクは、平成21年11月9日(月)長瀞・秩父において行われました。 今回、行き先を決定するに当っては、7月4日(土)の総会時のアンケートを基に幹事会で検討し、松本幹事の提案により長瀞方面で実施することとなり、詳細を詰めました。
当日は、風もない穏やかなこの時期としては暖かく軟らかい日差しの中、西武観光 バスは大宮・本川越他で31名の参加者を乗せ、田中ドライバー、岡本ガイド(岡本ガイドは第1回に引続き指名)により、一路長瀞に向かいました。今年も秩父市の矢尾酒造、矢尾百貨店の矢尾社長(日野町出身)の手を煩わすこととなりました。

〇 長瀞ライン下り   このところの晴天続きで水嵩さはやや少なめのため舟底が川底の岩を舐めて軋り、 スリリングで、前後の舟頭さんの巧みな舟さばきにより、2艘の舟は3km(Aコース)下流の緑泥片岩等からなる岩畳までをここちよい風を感じながらまだ早めの紅葉の中を下って行き、皆感動の面持ちで満足しました。

〇 浦山ダム・秩父さくら湖   秩父市街にほど近い位置にある重力式コンクリートダムで、水を満々と溜めた秩父  さくら湖の貯水量は東京ドーム47杯分の5800万㎥で、最大出力5000KWの  水力発電もあり、今話題の八ツ場ダムとラップし、治水等地元への恩恵も窺い知ることができました。

〇 弁天茶屋   矢尾社長がセットされた昼食会場で、蕎麦が売りの当茶屋2階の広間座敷にて矢尾酒蔵秩父錦の差し入れもあり、山田会長挨拶や初参加者諸氏の挨拶、報告事項等が行われました。 なお、この茶屋のご主人浅賀氏の奥方は地元NPO工房代表にて、たまたま会員新納幹事(日野町出身)と東農大造園学科での同期生で同期数名の参加もあり、工房にて製する梅干秩父梅のお土産を全員いただきました。

〇 酒づくりの森(酒蔵資料館・観光物産館) 寛永2年(1749年)以来250有余年続く現在9代目の矢尾社長の酒蔵で、館長、職人の方々の案内で通常は見学できないところもご好意に預かり見聞きすることができました。先人の知恵・工夫・努力の程が伺われ、第1回バスハイクで訪れた際にも増して感動・感銘を受けました。観光物産館の試飲所で各銘柄の日本酒を味わい、各位若干の土産物を購入し売上げに微々たる貢献ができたのではないでしょうか。 また、矢尾社長から秩父錦おちょこセットをお土産に頂きました。 日頃何となく飲んでいる日本酒ですが、歴史や製造工程等の説明は、守り続けて なお存続している現状を見れば頭の下がる思いがして止みませんでした。 昨年までの全国酒類鑑評会における7年連続金賞、ならびに本年関東信越酒類鑑評会における埼玉県トップの優秀賞受賞の輝かしい実績はその証しです。

〇 秩父ミューズパーク  秩父市、小鹿野町にまたがり長尾根丘陵に位置する公園には、野外ステージ、音楽堂、波のプール、流れるプール、63面のテ二スコート、パー3ゴルフコース、アイススケート場、ハイキングロード他様々の施設が整備されています。 色付いたイチョウ、トウカエデ、カエデ、ケヤキ等秋の深まりを実感として捉えることができました。  イチョウは丁度良い色合いで、トウカエデも紅さを増し、彩りも鮮やかになってきていました。 帰りのバス内は叙情歌・童謡・演歌等で盛況のうちに解散となり、想い出の1ページを飾ったひとときでした。
   




第2回バスハイクは平成20年11月10日(月)に群馬方面に出掛けました。 官営製糸場第1号として渋沢栄一が大蔵省在任中に任じた群馬富岡市の旧富岡製糸場(世界遺産候補)や磯部温泉「雀のお宿磯部館」で温泉に入り食事・カラオケ等で楽しく過ごしました。 このような取り組みを通じて、皆様との語らいの中で、今まで育んできた滋賀の思い出の再確認と、これからの生き甲斐づくりに少しでもお役立てできればと考えています。





第1回バスハイクは、平成19年4月23日(土)日帰りで西武バスを仕立て秩父方面を訪れ、有名な羊山公園の芝桜を見学しました。 「多摩の流れ」等11種類、35万株のシバザクラは秩父夜祭の屋台や笠鉾の囃し手の襦袢模様をデザインしたものだそうです。  昼食後の「酒づくりの森」では、矢尾本店・矢尾百貨店社長の会員矢尾直秀氏(日野町出身)の案内のもと、試飲もさることながら酒造りの時代ものの道具等のある資料館では、苦しい時代を乗り越えて現 在に至っていることを実感として捉え感動しました。その後、夜祭り会館でじっくり秩父夜祭の模様を実物さながらに見学しました。



部会主催

  ガーデニング会 <部会長 長南 州子(大津市出身)>



第8回ガーデニング会

場所  深谷市
日 時 平成22年10月17日(日)
参加者 13名
     

  今回のガーデニング会は「ふかや緑の王国森の音楽祭とハイキンングを楽しむコース」
として、JR(深谷)駅からハイキング参加者と一緒に楽しみました。
県人会は13名が参加でした。

参加者


 17Kmはちょっとしんどいですから、行きは駅からバスに乗りました。
菅野さんの「花の咲く樹々と宿根草の庭」では、サクラタデやホトトギス・フジバカマ・ヒャク
ニチソウが庭一杯に咲いていました。

ヒャクニチソウ


 お茶と柿をご馳走になり、次の家に向かいました。
途中の道々にはカラスウリがぶら下がり、ヒルガオやイヌタデが咲き乱れ、畑には深谷ねぎ・
ブロッコリーが植えられていました。
喉が渇き冷たいものが欲しいころ鎌田さんの家に着きジュースを頂きました。
大切に育てられた「キイジョウロウホトトギス」を家の中から持ってきて見せて頂きました。
思いがけず珍品を見ることが出来ました。

キイジョウロウホトトギス

 緑の王国では至る所で音楽会が催され、行きのバスの中でご一緒した浦和の楽団の
ステージを聞きました。
   
浦和の楽団 昼食を摂る参加者

私の花仲間が造ったフローラルガーデンや山野草展をのぞいたり、花植木センターでは
花の苗を買ったりしました。

マユハケオモト ビナンカヅラ

遠い所から深谷までおいで頂いても、何時もは私がオープンしていますので皆様とご一緒でき
ませんでしたが、今回は同行でき、私が1番楽しむことが出来ました。
ありがとうございました。
次回もたくさんの皆様が参加して下さる事を願っています。
            

文筆 長南 州子 (深谷在住・大津市)


 




平成22年4月25日(日)第7回ガーデニング会

「深谷花フェスタ」散策会に参加して

今年の4月は何度となく冬戻りと呼ばれるほどの寒い日
が多く、当日はどうかと気がかりで迎えたが、雲一つ無
い日本晴れに風もなく誠に気持ち良いお天気であった。

山田会長をはじめ参加者7名は午前10時に岡部駅に
集合した。駅前は商店などの建物が無く、公園のような
静かな駅であった。一行はすぐに田畑が広がる道を
「まさにピクニック日和だね」と話しながら歩き始めた。
 深谷オープンガーデンは市内をA~T地区と地区別に
分けられ、97軒のお宅が「花仲間」の旗を掲げて拝観
者を迎えてくださるのだ。岡部駅周辺はB地区にあた
り、4軒のお宅が庭を開放されている。
日野市ご出身の柿澤邸はこのB地区にあり、一行は
柿澤様をお伺いしてお庭の拝観後にご家族と歓談した。

参加者に日野市出身の方が居られたことで故郷の懐か
しい昔話と、奥様手作りのとてもおいしいケーキをご馳走
になった。お互い初めてお目にかかったとは思えない
ほどの和やかなひとときであった。同郷の誼とは本当に
有難いものとしみじみ思った次第である。柿沢様に見送
られて深谷駅に向かった。

 深谷はさすがレンガの町であっただけに、駅舎は立派
な堂々たるレンガ造りである。 駅近くの八幡神社の
境内で昼食となった。八幡神社側を流れる唐沢川の
桜堤はつい先ごろまで花見客で賑わった事だろう。
その時期も過ぎた穏やかな日差しを浴びながら、各自
持参の弁当を開いた。
 昼食後、当会会員の長南邸に向かった。お宅は個人
の庭ではめずらしい本格的な石庭である。縁から眺める
だけでなく周遊できるように設計されている。形の良い
石が配置され、足元には眩いばかりの白く美しい砂利が
敷かれていた。また、随所に石仏などが奉られていた
が、仏像愛好家のご主人のコレクションなのだろう。
玄関側には奥様が収集された数々の山野草が観られた。ほとんどの山野草は火山岩の鉢に植えられていた。
この花と鉢のマッチングがとても素晴らしい。火山岩は
今では入手できなくなったそうだが、鉢はご主人の手作
りと伺っている。鉢はかなり前に作られたらしく、苔生し
て風合いがとても良かった。ご夫婦で丹精込めて育て
られている様子がうかがえる。拝観後にご主人お手前
のお抹茶を戴いた。毎年戴くお抹茶は参加者にとって、
散策途中での楽しみの一つになってしまっている。

 ご主人の友人のお一人も交えて、しばしの時間を皆で
大いに語り合い、ここでも楽しいひとときを過ごさせて
いただいた。

 長南様ご夫婦に見送られて深谷駅に向かったが、
途中に数軒のお庭を拝観した。大澤邸ではハーブ茶を
振舞っていただいた。奥様はアロマテラピーに用いられ
る植物に関心を寄せられ、栽培されているとの事で
あった。

 深谷駅にて解散となったが、お陰様で最後まで大変
気持ちのよいお天気に恵まれた。
これも深谷市の花仲間皆さんの心意気の表れだろうと
思う。本当に楽しいガーデニング散策会であった。
お世話を下さった柿沢様、長南様、そしてご計画くだ
さった山田会長と新納様のお二人に、心より感謝申し
上げます。

           

記録:吉村泰信(川越市在住)

 

中嶋邸集合写真

中嶋邸

島村(秀)邸

神山邸

コスモス

平成21年10月18日(日)第6回ガーデニング会

今回はオープンガーデン25軒が公開されていて、
その中の6軒他を見学しました。

・中嶋邸
ご夫婦とも日野町出身。岸和田・福井・野田・新納
4名の日野出身者の他6名が表敬訪問しました。
埼玉滋賀県人会の旗を掲げ突然お伺いしたので
驚かれた様子でしたが、和気藹々のうちに集合写真
の撮影をしました。

・嶋村(靖)邸
オープンガーデン会長宅は、過去4回訪問しています。
どの邸宅でも来春のオープンガーデンに向けての
発泡スチロール箱に播種した草花が大きくなりつつ
ありました。

・浅見邸

・吉野邸

・嶋村(秀)邸
オープンガーデン前会長宅で、暫くイギリスに出かけ
られていたので久しぶりに拝見しましたが、自然風の
イングリッシュガーデンはさすがです。

・神山邸
今回最も草花数が多く植えられていました。

・かど公園
個人邸とは別に公共空地も「花仲間」の方々が手を
入れられており苦労の程を察することができます。

・南公民館
道路を挟んだ東面は満開のコスモス畑でした。
ここで、当ガーデニング会会長長南氏(深谷オープン
ガーデン「花仲間」幹事)と合流しました。
同じ邸宅に何回か伺っていますが、その時々に
テーマを持って建物とマッチした個性豊かで、それ
ぞれの持ち味を生かして造られていることに興味を
そそられ感動しています。





















 



平成21年4月26日(日)第5回ガーデニング会

高崎線JR深谷駅を降りると綺麗な花壇が見られます。
春を主体に80数軒が個人の庭をオープンガーデンとして
開放しており、これを1回10軒程度見学してきました。

深谷市の会員長南州子氏(大津市出身)邸では、南面の
石庭と北面の山野草とを回遊として鑑賞できるように工夫
されており、源氏物語に出てくる植物を一つのテーマに、
額田王の蒲生野で有名な 「ムラサキ」「アカネ」等も取り
入れて公開されています。

長南氏は深谷オープンガーデン「花仲間」の副会長です。

また、同邸では川越市の会員吉村泰信氏(長浜市出身)
の手作り一輪車・二輪車に草花を植え込んでいるのも
見ものの一つと言え、人気を集めていました。    (新納 記)

  探花会 <部会長 新納 桂(日野市出身)>

第32回探花会(もみじ他)

日 時 平成22年10月30日(土)~31日(日)1泊2日
場 所 栃木県日光市: 1日目 田母沢御用邸記念公園・日光湯元温泉民宿泊
      2日目 湯滝~光徳入口散策・日光東照宮

 第32回の探花会は、23年4月1日からの埼玉滋賀県人会設立5周年記念事業の一環として
モミジ(紅葉)の日光を散策するコースを選びました。
  当初計画は、晴天時1日目戦場ヶ原から湯滝まで散策の後、日光湯元温泉唯一の民宿「若葉荘」
泊、2日目日光東照宮のコースでした。
  渋滞を切り抜けるため、前日に宿泊し翌日朝早く復路に紅葉を見ようと計画したものでした。
  記念事業の一環ということで栃木滋賀県人会にも声を掛けていましたが、地元だけに紅葉シーズ
ンさなかの渋滞経験から躊躇、参加者はありませんでした。
  ところがここにきて台風14号が関東地方上陸の可能性もあり、どうなることかと懸念しましたが、
前日(29日)は晴れ、気分も晴れて参加の足掛かりが出来、1日目は台風関東接近通過の前触れ
の中、雨は降っていたものの風はさほどありませんでした。
  しかし、戦場ヶ原散策の代わりに、10周年を迎えた「日光田母沢御用邸記念公園」を見学
しました。
  日光田母沢御用邸記念公園は、民間の住宅に、旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部を移築、
新たに造営された部分を加え大正天皇即位後大増改築し、2003 年国の重要文化財指定され、
2007年栃木県営都市公園として日本の歴史公園100選に選定されたもので、1899年に大正
天皇の静養地として造営、その後三代にわたり天皇・皇太子が利用されました。
  敷地面積39,390㎡(11,900坪)、建物4,471㎡(1,360坪) 造営時には敷地面積107,000㎡
(32,500坪) 建物内は厳かな佇まいで、天皇・皇后が使われる南側の奥向き23室と、補佐する
臣下向きの部屋83室がありました。 飾り金具や畳縁、板材その他諸々豪華なもので目を見張る
ものばかりです。
  ガラス戸越しの数ある中庭の眺めも雨に濡れた苔や羊歯の緑が素晴らしく、外の庭園のもみじは
個体差で一部赤付いているものもありますが、これからといった具合ですが趣きがあります。
  庭園部の一際目立つ枝垂桜の幹も苔や地衣類に覆われており見栄えがあり、また他方では大文字草が一面に咲き、九輪草も数輪流れの脇に名残りを残して いました。

静かな佇まいの中庭 モミジ越しに展望室を望む
雨滴に煙る御車寄 ダイモンジソウ(大文字草)
皇族方のお印


  ここで、埼玉滋賀県人会5周年記念に、10周年記念の当御用邸記念切手シートを参加者各位
にお贈りいたしました。
  乗り降り自由のフリーきっぶで湯元温泉唯一の民宿「若葉荘」に路線バスで向いました。
  このフリーきっぷは電車・バスとのセットで、都度きっぷを買うことなく格安で利用できることで
今回はかなり役立ちました。
さすがに、標高の高いところで温度も10度を割る寒さでした。 今回は格安コースをセットのため、
正直なところややビックリの建物の若葉荘で、あてがわれた10畳、8畳、6畳の部屋にはストーブ
で暖をとっていましたが、硫黄温泉掛け流しで何時でも入れる風呂が売りと言ったところでしょうか、湯の温度は70度強あり水でうめないととても入っていられないぐらいでした。
  元をとったと思った瞬間でした。
  昼間からの談笑、楽酒は、第一の故郷滋賀ことばで、心おきなく夕食に向いました。
  なお、この場で、栃木「もめん弥 花之江の郷」を訪れた節目の第30回探花会の参加者に記念
品をお渡ししました。
  宿の女将さんの実家がある宇都宮のこしひかりのご飯はなかなかのものでした。
夜半は台風の影響で風も若干あり、雨も降ってはいましたが、朝には治まっていました。

温泉入浴後の寛ぎ 夕食のひととき


  2日目は若干パラついていましたが、先ず、裏にある各宿の泉源を見て、バスで湯滝入口まで
行き、湯の湖の末端を下る水量の多い迫力に満ちた「湯滝」を見学後、赤や黄色のもみじが積も
った湯川沿いに光徳入口まで散策しました。  
バスで唐松の黄色い葉っぱの積もった光徳温泉を経由して西参道で昼食後、日光東照宮を見学
しました。



水量豊富な紅葉の湯滝
バスを待つ間の記念写真
流れの脇のコケと落葉


  さすがに、日曜日で紅葉シーズンだけあって、ツアー観光客の数はかなりの ものでした。  
あらかじめ配布しておいた資料により説明を加えながら、奥宮まで行きましたが、皆は朝歩いた
数キロの散策のせいもあり、かなりある階段の上り降りに日頃の自信はやや消え失せていました。


観光客で賑わう陽明門 境内最大の1枚板半肉彫のボタン
黄紅葉の宝物殿境内

  帰りの西参道近辺での5分程度の他は、皆目渋滞に接することなく順調で、 風の影響も受ける
ことなく儲けものの第32回5周年記念事業参加探花会でした。お疲れさまでした。    
  モミジは「紅葉」と書きますが、赤に限らず赤や黄色、緑色をも含み、歌にもあるように
、カエデやツタの他フウ等色付くものをあらわした範囲の広いものです。  
  戦場ヶ原や尾瀬の草もみじ、料理にでてくるもみじおろし等もあります。  
  一方、カエデはカエデ科の落葉高木の総称ですが、赤く染まる様子からモミジの別名がついて
います。  
  カエデ科のハウチワカエデ、イロハカエデ、イタヤメイゲツ、オオモミジ、ヤマモミジ、トウカエデ等
あり、更にそれぞれに園芸品種として相当数あります。黄葉になるものや黄の斑が入いるもの等
もあります。
  ハウチワカエデは、葉は大型、掌状に約10片に分裂
  イロハカエデは、小型で掌状に5~7片に分裂、普通のもの
  イタヤメイゲツは、やや大型で掌状に7~9片に分裂
  オオモミジは、やや大型で掌状に7片に分裂
  ヤマモミジは、小型~中型で掌状に7~9片に分裂、普通のもの「琴の糸」等は黄葉  
  トウカエデは、中型で掌状に3片に分裂 街路樹に多い

記 探花会部会長  新納 桂)   






第31回探花会(はぎ他)


日 時 平成22年9月12日(日)
場 所 千葉県野田市:清水公園「花ファンタジア」
     キッコーマン醤油 もの知りしょうゆ館

第31回の探花会は、千葉といっても埼玉の隣接地野田の清水公園、キッコーマン醤油を
訪れました。

日向では汗は出るものの、日陰は風もあり爽やかな天候でした。

最寄駅の東武野田線「清水公園駅」を降りると清水公園までコンビニもないような緑に
恵まれた環境にどっぷりと入り込みます。

清水公園は、野田市清水にあり、野田市の北西部に位置しています。
面積約28万平米の自然公園で、明治27年建設の庭園を町民に開放した 民営の公園を、
昭和4年東大名誉教授本多静六博士の設計により拡張開園したものです。

清水公園の一番奥にある「花ファンタジア」は、平成14年3月大規模な総合花園として
開園しました。
季節の花約700種類が咲き、夏花壇から秋花壇へと移っていくこの時期は、例年秋の
七草が咲き乱れる時期に入っていきますが、今年は夏の暑さが続き 乾燥も激しかった
ため花はダレ気味で、ハギはほんの一部を除きまだ開花に至っていない状況でした。

 それでも、ムラサキシキブ、シロシキブ、オミナエシ、カクトラノオ、ミソハギ、ガウラ、
ユーパトリウム、パンパスグラス、ヒマワリ、コリウス、タマスダレ、ヒャクニチソウ、
スイレン、ハス、ミズカンナ等を見ることができました。

ムラサキシキブ シロシキブ
オミナエシ スイレン

 昆虫類や蝶類もかなりの種類が飛び回ったり、木陰でからだを休めたりしていました。

ヒヨウモンチョウ


 温室内では、ハイビスカス各種、アンスリウム他が見られました。

アンスリウム


 出口際には、「ウォレマイパイン」ナンヨウスギ科の鉢仕立物がおいてありました。
ウォレマイパインは、1994年オーストラリア シドニーの西200 kmのウォレマイ国立公園
で発見された針葉樹です。中世代から新世代(2億5千万年~160万年前)に生きていた
ようですが、絶滅したと見られていたスギが発見され、日本でも保護手段として苗木の
販売が行われているということです。

ウォレマイパイン 花フアンタジア参加者

 清水公園の脇の国重要文化財「旧花野井家住宅」は昭和46年、流山の花野井家から
寄贈された茅葺の建物で、かなりの年数を経ていますが、主要部の保存状態もよく、
東関東地方を代表する古民家として指定されたものです。

 建物内の中のかまどはボランティアの方が、火を燃やし燻しておられました。


旧花野井住宅


 清水公園駅から2つ目の野田市駅を降りると、キッコーマン醤油の工場が目の前に見え
て、醤油の香ばしいかおりがそこここから漂ってきました。

 キッコーマンのパンフレットによると、今から約350年程前の、江戸幕府が成立後茂木、
高梨家によって醤油造りが本格的に始まった。 野田の地は、条件的に適した土地で醤油の
三大原料である大豆、小麦、食塩の うち大豆・小麦は関東平野で多量に獲れ、塩も江戸川
を利用して舟で運んだ。

 1917年野田の醸造家達が野田醤油株式会社を設立、1964年にキッコーマン醤油株式
会社を、1980年にはキッコーマン株式会社と社名変更した。

 国内では野田市、兵庫県高砂市、北海道千歳市の三工場、海外ではアメリカ (ウォルワース
とカルフォルニア)、シンガポール、台湾、オランダ、中国に工場がある との由でした。  

 もの知りしょうゆ館で定時の見学、15分間の醤油のできるまでの映像を見て、工場へと
案内されましたが、現在では大豆、小麦は主としてアメリカから輸入、食塩は東北地方の
ものを使用しているとのことでした。

キッコーマン工場での参加者


 次回第32回探花会(モミジ他)は、10月30日(土)~31日(日)にかけて1泊2日で
日光を訪れます。
 この時期はモミジの季節で大変込み合いますので、土曜日に戦場ヶ原を散策後、奥日光
湯元温泉(民宿)で泊まり、翌日早めにイロハ坂をバスにて下りてきて東照宮等を見学後
戻る予定です。

 来期に埼玉滋賀県人会が5周年を迎えるにあたり、記念行事として企画しました。
 申し込みされていない方で参加ご希望の方は、埼玉滋賀県人会宛ご連絡ください。
            

(記 探花会部会長  新納 桂)    





ヒャクニチソウ


オオガハス

   
オミナエシ群落


ミソハギ


ミソハギ群落


モミジアオイ


サルスベリ


ジャノメチョウ類

第30回探花会(みそはぎ他))

日 時 平成22年8月8日(日)
場 所 栃木県下都賀郡都賀町:もめん弥 花之江の郷

第30回の今回は、連日のうだるような暑さはなく、
汗は出るものの台風4号の前兆で微風と薄曇りの
天候でした。

最寄駅の東武日光線「東武金崎駅」を降りたのは
我々の他少数で閑散としており、日頃の喧騒を忘れ
させてくれました。

花の種類により、開花が例年より早く最盛期を過ぎた
もの、逆にまだ少々早いもの等ありました。  

ただ、乾燥が激しいため、精気はもう一つといった塩梅
でした。  

メインのミソハギはハギといってもマメ科ではなく、
サルスベリと同じミソハギ科に属し、やや色合いの
濃いエゾミソハギと共に盛りを迎えていました。  

因みに、ミソハギは草の姿がハギに似ており、ミソギ
ハギ(禊萩)の日本名が縮まって短くなったもので、
盂蘭盆会の供花の一つで精霊花、盆花とも呼ばれ、
これで供物や送り火に水をかける風習が残っています。

漢方においては、花や葉を乾燥させたものを千屈菜
(せんくつさい)と言い、下痢薬として用いました。

一面に咲いたオミナエシは、ミソハギのピンクとよく調和
していました。  

例年見られたワレモコウは、まだ咲いていませんでした。

一方、山道のレンゲショウマは、今年は開花がやや遅く
数輪が蕾を大きく膨らませており、1・2輪が開花して
いた程度でした。  

その山道にはコンテリクラマゴケが薄暗い光線を受け
異様に青緑に光って いました。  

今回開花が見られた植物  
キキョウ サワギキョウ ミソハギ オミナエシ ヘメロカリス ヒオウギ  オオガハス フシグロセンノウ ミズヒキ 
クサキョウチクトウ   トチバニンジン(実) ダイコンソウ
レンゲショウマ エゾミソハギ  ムラサキフタエキキョウ
オトコエシ オオケタデ シュウカイドウ  センノウ 
カライトソウ ギボウシ類 ヤブミョウガ ツユクサ 
アサザ ハンゲショウ ヤブラン ルドベキア モミジアオイ
ヒャクニチソウ ワイルドオーツ ナガバミズアオイ 
ムラサキツユクサ カクトラノオ フヨウ ユーパトリウム
サルスベリ フジウツギ ムラサキシキブ
その他   

なお、今回は第30回に当たるため、参加者には売店
にて開花間際の 「サギソウ」を、また、追って記念品を
贈呈します。

参加されると特典がありますョ♪  

次回第31回探花会(ハギ他)は、9月12日(日)に
千葉:野田市 清水公園の「花ファンタジア」、キッコー
マン醤油工場を訪れます。

(記 探花会部会長 新納  桂)





   










第29回探花会(花しょうぶ他))

日 時 平成22年6月20日(日)
場 所 東京都渋谷区:明治神宮御苑ほか

第29回は、梅雨空ながら薄日の射す天気でやや蒸し
暑い原宿駅前神宮橋で待ち合わせ後、明治神宮入り
口前で暫しのレクチャー後神宮境内に入って行きました。

 歩を進めるに従い喧騒を忘れ、緑の濃い森の中は
矢張り少々涼しくなってきました。

 明治神宮は、大正2年(1913年)渋沢栄一を含む
委員により設立された神社奉祀調 査会が候補地として
申請のあった約40件のうちから翌3年に4箇所に絞り
込んだと のことです。

約40件の候補地の中には、埼玉県では「宝登山」
「城峯山」「朝日山」の名が見られ ます。

 絞り込んだ4箇所とは、①陸軍戸山学校敷地(新宿
区)、②白金火薬庫跡(港区 現白金 自然教育園)、
③青山練兵場跡地(現神宮外苑)、④南豊島郡御料地
(現渋谷区)でした。

明治天皇の陵墓を東京にという声もあったが、在世中
に京都伏見桃山に内定していた のでそれに代わるもの
を東京ということでその4箇所から更に比較検討の結果
当時 まだ東京市外であった東京府豊多摩郡代々幡村
大字代々木の④南豊島郡御料地を同3 年4月に内定
しました。

 この地は、寛永17年(1640年)井伊家井伊直孝の
下屋敷となりましたが、その庭 園の大部分が明治時代
になって御苑となったものです。

この内定の時既に御苑はあって、明治天皇、昭憲皇
太后も行啓されていたとのことで す。

 早速、明治神宮造営局という組織ができて、大正4年
(1915年)神宮の工事が始ま りました。

境内の森づくりに限って記しますと、総面積約72.2ha
で、現存樹(約1.1万本)、 境内移植樹(約1.6万本)、
購入樹(わずかに約1,534本)、献木樹(約9.6万本)の
四つに分かれます。

 献木については、大正4年4月から12月までに出願
受付、同10年8月までに搬入 しましたが、同5年1月
には原宿からの引込線を利用して連日搬入され、現場
は足の 踏み場もないほどになったとのことです。
(東京都公園協会監修 東京公園文庫 20 代々木の森
内山正雄・蓑茂寿太郎著 ㈱郷学舎 1981年5月1日
第1刷発行)

さて、今回の目的地明治神宮御苑の花ショウブに戻り
ますが、丁度満開期で水を湛え たしょうぶ田には色とり
どりの花が見事に咲いていました。

 周りのなだらかなスロープから、田を横切る橋からと
景色はいろいろと変わってきま す。

 ぐるりと周って、芝生地の向うには隔雲亭があり、この
隔雲亭からのスロープもなか なかのもので、明治時代
中期の西洋風庭園の典型であり、雑木林、クマザサ等
の景観は 武蔵野の面影が残っています。

 御苑を出て、大鳥居から神宮社殿で参拝し、西参道
近くの北池に向う芝生広場の日陰 で涼風に吹かれ
ながら昼食、団欒後、参宮橋にて今回の探花会は
お開きとなりました。

 この後、一部、湯島にて上野公園不忍池で眼鏡
発祥碑、駅伝発祥碑を通り一周後、池 前の食事処
にて喉を潤す反省会を催しました。

今回の花しょうぶレクチャーのポイント

・ アヤメ科のハナショウブとサトイモ科のショウブ
端午の節句時に風呂に入れるのはサトイモ科のショウブ

・ アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ・キショウブ・イチハツ
の見分け方
葉の中肋が膨らんでいるのは、ハナショウブ・キショウブ
茎が中空になっているのは、アヤメ・カキツバタ

・ アヤメ科の植物
アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ・キショウブ・イチハツ
・ジャーマンアイリス・エヒメアヤメ(誰故草)・ヒメヒオウギ
ズイセン(モントブレッチア)・ ヒオウギ(種子はぬばたま
【射干玉】黒に掛かる枕詞)・クロッカス・サフラン
・ ニワゼキショウ等  

新納  桂 文


参加者

ロサ ルゴサ

マダム ミユキ


ダブル  ディライト


カクテル

ブレーズ  オブ  グローリー


プレミエ  バル


桂由美プロデュース  ガぜボ


キショウブ

オステオス  ペルマム


ヤセウツボ

第28回探花会(京成バラ園))

日 時 平成22年5月16日(日)
場 所 千葉県八千代市 京成バラ園  

今回もまた穏やかでやや暑く日陰が恋しい位でしたが、
バラその他を見学しました。  

バラの品種改良では日本で一番の京成バラ園芸が経営
する京成バラ園を訪れました。  

数日前からの好天でやっと開花、3分咲きではありましたがまあまあといったところ でしょうか!!  
10名が参加しました。  

京成バラ園芸は、京成電鉄系の会社でTDL、TDCの
造園でJV(共同企業体)を組 んで施工したことから、
バラの資料の提供を受けました。  

世界中で毎年200種程度の新品種が生まれている
ようです。  

品種名も日本のものは人名にも使えそうな趣のある
ものが多く、一重の清楚なものか ら重弁のこってりした
ものまであります。  

さて、中に入って資料の配布、レクチャーの間にも
ほのかな香りが漂ってきました。  

花のなかでも特にバラは色、形、香り等、人の好みも
様々です。  

ここで、三々五々見学して、桂 由美プロデュースの
ガゼボの向う側にある池に架かる橋の袂の木陰で
昼食するまで、思いのままに歩きましょうか!!  

我が国には、従来からのノイバラ系のものも10数品種
あり、ハマナシやサンショウ バラ、モッコウバラ等一重の
ものが好まれてきました。  

ちなみに、ハマナシは、実が〈梨〉の実の様で、地方で
訛ってハマナスとなったとい う説が有力ですが、
決着はついていないようです。  

森繁久弥の”知床旅情”にも加藤登紀子の唄♪で出て
きますネ!

有名人の名を冠せたものもかなりの数あり、目を楽しま
せてくれます。  

温室内には、鳩山首相夫人のバラが葉に隠れてやや
遠慮がちに咲いていました(昨今 の状況から無理も
ないか!)  

バラ科の植物は多く、列挙にいとまのないほどですが、
順不同で挙げますと   バラ サクラ サクランボ ウメ
リンゴ モモ ナシ キイチゴ アンズ   ジューンベリー
(アメリカザイフリボク) ザイフリボク(シデザクラ) コデマ
リ ラズベリー キョウガノコ サンザシ ビワ カナメモチ 
ハナモモ キクモモ   ピラカンサ ヤマブキ ユキヤナギ
ワレモコウ バクチノキ カイドウ ボケ カリン マルメロ
ヤマブキ シロヤマブキ シャリンバイ ナナカマド 
ヘビイチゴ ニワウメ ユスラウメ シモツケ キンバイ 
シモツケソウ   アーモンド プルーン 等々 さて、
十分にバラを見て、オニギリで腹八分目になったところ
で東葉高速鉄道の 「八千代緑が丘駅」まで歩いて解散
としましょう!!  

バラ園の玄関前では、オプテオスペルマムの品種物が、
途中の道路際にはヤセウツボ (ハマウツボ科 帰化
植物で寄生植物)が、高架下にはブタナ(キク科 仏俗名Salade de pore ブタのサラダ)がタンポポ(キク科)と見間
違える姿で咲いていました。  

次回は、明治神宮花菖蒲園でお会いしましょう!!

新納  桂 文



参加者


可憐に咲くさくら草


会員岡家で歓談


第27回探花会(浦和・田島ヶ原さくら草公園))

日 時 平成22年4月11日(日)
場 所 浦和  

探花会は、樹木や草花を愛で観察することにより、
心身の健康維持を図る目的で、ゆっくりゆったりを
モットーに、無理をしないで散策する会です。

草花だけでなくフラッとその辺に立寄ることもあります。
楽しい会にしたいと思って取り組んでいます。          

 第27回は4月11日(日)に浦和の田島ケ原さくら草
公園自生地でサクラソ ウを見学しました。            今年は、開花が幾分早く見頃を迎えていました。        

 サクラソウは、江戸時代から特に注目を集め品種改良
(約330品種)が進んでいますが、江戸の浮間が原等
あらゆる所に自生地があり気軽に見ることができました
が、現在自生地は激減し、辛うじてこの田島ケ原の
サクラソウ公園が厚い保護のもと昭和27年国指定
特別天然記念物に指定されました。

 ここでは約250種150万株のうち、2~3割が花を
咲かせるとのことです。

 花を観賞するには丁度良いタイミングで後1週間後の
さくら草まつりの時にはカヤやノウルシがかなり伸びて
くるものと思われました。          

 サクラソウの桃色とノウルシの黄色の対比はなかなか
のものでした。 その後、鴻沼川沿いに遊歩道を2km弱、
ソメイヨシノザクラの並木や一面のナノハナを見ながら
歩きましたが、今日は天候も優れかなりの暑さで日陰
伝いに歩いた程でした。   

  埼京線の中浦和駅に程近い場所にあり会員岡尚義・
真智子氏夫妻が経営されている花セレモニーでもてなし
を受け、カラオケを存分楽しんだところで散会しました。
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大島椿


高田醤油看板


椿花びらそめ


陶芸教室






第26回探花会(本場「椿の島を訪ねて」)

日 時 平成22年2月27日(土)~28日(日)
場 所 伊豆大島  

時期柄、伊豆大島は「椿祭り」の真っ盛りです 昨年も
参加しましたが、今年も参加しようと心待ちにして
いました

2月27日~28日の日程でしたが、当日は昨夜来の雨が
一向にやむ気配もなく竹芝へ 条件付出航と言う事で
乗船、遅延したものの無事着岸。

他の船は全て欠航 ラッキーと言うよりは感謝したい!

時間の関係で予定コースも大幅に変更、昨年のコース
と重複するので悲観することもなく 先ず昼食へ 郷土
料理を堪能する

今回は3つの体験企画がありました

① 純正椿油の工場見学 歴史有る「高田製油所」に
   お邪魔する

ここの椿油は自営の椿園から採った実を厳正に選別
して100年以上続く伝統で 作られています
100の実から30個位しか使えないという高級品である
事を納得

② 椿の花びら染め 「夢工房」 講師 金子ひろ子先生

今年1月に咲いた「花びら」から染め液を抽出したと言う
昭和61年の三原山噴火の翌年から染めの取り組みを
始めたという

そもそも女優であり染色家の磯村みどりさんが椿花染を
着物に染めて発表 私も昔、磯村さんとご一緒してホテル
で展示会をした事を久しぶりに思い出した

参加者全員で体験 小雨の降る中、心のこもったおもて
なしをしてくれる今日の宿民宿「森口館」へ

森口館の話しをすれば長くなるので、またの機会に
投稿します

翌日28日も相変わらず雨風強く、旅館の親爺さんに
都立大島公園迄送って頂く 途中「椿のトンネル」も
視界ゼロ!

椿園は15,000㎡ 栽培品種500種 本数10,000本と
言われる

ヤブツバキしか知らない小生にとってはこんな珍しい
品種を見た事がなくただただ驚くばかり・・勉強になった

③ 陶芸体験 「きたんやま」 講師 西戸正子先生
皆真剣な面持ちで粘土細工 各々好きな物作り、窯
焼してから送って頂くことになり到着が楽しみです

西戸先生には大変な(おもてなし)をして頂き御礼の
言葉にならない

※ 昨日のチリ大地震の津波がテレビで次々と報道され
ている 日本には夕方到着?

波浮の港には近づかないで・・・全島騒々しくなってきた

※ 大層な御もてなしを受け帰路岡田港に到着
空模様は雲の切れ目から太陽が時折差し込む迄
回復したが・・・・・

時刻表を見ると高速船は全便欠航と出ている。

我々の「かめりあ丸」は1,200人乗りで安心だが沖合い
に避難中という 結局1時間送れて出航。

20時到着が津波避難で羽田沖で2時間停泊、
22時竹芝港着岸

今回の探花会は最悪の天候と楽しい体験、チリ津波
など体験出来ない事で一生の思い出になる事は
確かでしょう

尚 我々の「きたん山」の創作品は来る7月11日(日)の
総会で展示させていただきます 乞う ご期待!!

来年もまたやりますか!

編集後記
※欠航に遭遇した新納さんは大変ご苦労なさったと思います    お疲れ様でした
  諸事情は本人からいつかお話が出ることでしょう〈笑う〉

文筆  奥村 次雄


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日本大賞


優秀賞


カランセ(富士×幕張)「青紫光」


デンドロキラム 「sky tree」


セロジネ 「インターメデイア」


参加者

第25回探花会(世界らん展日本大賞2010)

日 時 平成22年2月14日(日)
場 所 東京都文京区:東京ドーム  

穏やかな晴天の中、らん展を見学しました。  

会場は、開催2日目のため相当数の人が入場していて、
日本大賞をはじめ受賞作品の近辺は、特に混雑していました。  

今回のらん展は第20回を数える節目の年で、会場には今回初めて展示された礼文島 の固有種である「レブンアツモリソウ」(礼文敦盛草)や、マレーシアのボルネオ島産 のパティオペディラム属「サンデリアナム」が特別展示されていました。

日本大賞  
    デンドロビューム フィンブリアタム オクラタム
    「ロング ウェル」 が受賞し、80以上の房に濃黄色の     2000輪以上の花が咲いていました。

□ 英国王立園芸協会特別賞   
    優秀賞 イダ ジメンジー「ワカクサ」

□ 第20回記念海外審査員特別賞   
    シンビジューム ゴエリンギィ(春蘭)「女雛」

□ 優良賞   
    カトレア アメジストグロッサ「アジキ」

□ アメリカ蘭協会特別賞   
    デンドロビューム モニリフォルメ(長生蘭)「新世紀」

□ その他   
    デンドロキラム「スカイ トリー」   
    セロジオ インターメディア   
    カランセ(富士×幕張)「青紫光」 写真③    
    デンドロビューム プリムリナム「レフト フジ」  

以上の個別審査部門の他、フレグランス審査部門、ディスプレイ審査部門、 フラワーデザイン審査部門、美術工芸審査部門、寄せ植え審査部門の審査もあったが、受賞作品にかかわらずどの作品も丹精こめて作られたもので、洋らんのあでやかさ と、東洋らんの奥ゆかしさとを充分に堪能しました。
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寸法計測のクスノキ

寒ボタン

フクジュソウ‘秩父紅’

ソシン蝋梅

スイレン

ベトナム産椿

カリヨン

カリヨンメロディー

深大寺

そば処‘雀のお宿’

地ビール‘深大寺’

参加者と神代宝船

第24回探花会(熱帯植物他)

日 時 平成22年1月17日(日)
場 所 調布市:神代植物公園、深大寺  

今回も、風もなく晴天に恵まれ穏やかな
やや温かい行楽日和でした。  
その内容を記載します。

□ 神代植物公園(東京都立)
東京都調布市深大寺元町
476,637.41㎡(平成20年4月1日現在)

昭和31年  康正2年(1456年) 太田道灌が
江戸城を築いて500年東京都は都立植物園の
実現を目論みました。   

昭和36年   
10月20日 神代植物公園として開園
東京都公園協会監修 浅野三義、鳥居恒夫著
「神代植物公園」に よると、「東京都の公園部長の
任期が11月、在任中に開園しよう と考えた。
それには秋の開園で、バラは満開、ダリア・カンナも
鮮やかに咲き揃うであろう。
しかし、ダリア・カンナは一霜ある と全滅になる。
三鷹にある東京天文台の十数年来のデータでは、
一番の早霜は10月23日。
一番安全で一番花の美しい時は10 月20日という
ことで、この日に開園した。植物公園らしく花に合わ
せて開園日を決定した」との主旨の記載があります。
この時には今の温室はまだありませんでした。

平成23年   開園50周年


□ 駐車場南端の調布市道隣接のクスノキ  
昭和23年頃 三鷹天文台苗圃から移植 
樹高4~5m 幹周り 45cm  

平成22年1月17日(参加者により計測)
樹高10数m 幹周り490cm  
幹は根元から2本立となっているので方式に
より計測しました。    
(390cm+310cm)×0.7=490cm
昭和23年頃から60年余を経て、幹周りは
10倍強となっていました。


□ 正門前ケヤキ
昭和56年幹周り228cm
多摩霊園の南北道路南端土手上にあった
ものを移 植したものだそうです。
道路拡張のため伐採寸前で、もう10日遅ければ
伐採の運命にあったということ です。


□ 自然林
公園南部の深大寺に隣接した雑木林は
武蔵野林で軟らかい日差しを感じることが
できました。


□ 植物の種子コーナー
色々な種子を集めたコーナーがあり興味を
そそられました。
前回第23回の小石川植物園で説明した
ケンポナシや、第15回君津内山緑地建設で
インストラクチャーから説明のあった羽根つきに使う
ツクバネも展示されていました。


□ 新春のぼたん展
霜よけの中にかなりの数の寒ボタンが咲いて
いました。


□ 梅と福寿草展
植物会館では、黄花のフクジュソウの他、赤紅花の
「秩父紅」も咲いており、 普通の千両、万両の他、
百両(カラタチバナ ヤブコウジ科)や、一両(アリド
ウシ アカネ科)も植え込まれていました。


□ 梅林
ウメの「白加賀」、ロウバイ、ソシンロウバイも
最盛期でした。


□ マグノリア園
コブシ、モクレン等の蕾もかなり大きくなっていました。


□ タラヨウ  
バラ園は閉鎖中ですが、入口脇に葉の裏に文字を
書ける所謂葉書「タラヨウ」が見られました。


□ 温室熱帯植物
スイレン、カリアンドラ(緋合歓)の他、中国産ツバキ
の「金花茶」、ベトナム産 ツバキの「ハイドゥン」も
文字どおり花を添えていました。
特に「ハイドゥン」の紅色で肉厚な花は見ごたえが
ありました。


□ カリヨン
モニュメントのカリヨンから季節により流れくる
メロディーは「雪山賛歌」、 「アル プス一万尺」、
「四季の歌」(1月上旬~3月中旬)でした。



□ 深大寺
開創は天平5年(733年) 湧水豊かなこの地に
祀った水神の深沙大王に因むとのことです。
センダン(栴檀 センダン科の落葉高木)の実が
たわわに実っていました。
花(淡紫色の五弁花)はおうち(楝)といい、
「夏は来ぬ」(作詩 佐々木信綱 作曲 小山
作之助)の4番の歌詞、「楝ちる川辺の宿の
門遠く 水鶏(くいな)声して  夕月すずしき 
夏は来ぬ」に出てきます。
ちなみに「双葉より芳し(香し)のセンダン」は
インドネシア産の常緑高木の ビャクダン(白檀、
檀香)を指し、花は初め淡黄色、後に赤色で、
材は白くやや黄味を帯びます。
香気がかなり強いです。


□ 深大寺そば
古くからの深大寺門前のそば処にて蕎麦を食し、
地ビール深大寺を味わい親交を深めた後、散会
しました。























第23回探花会(もみじ他)

日 時 平成21年11月29日(日)
場 所 東京文京区:小石川植物園
          同 豊島区:とげぬき地蔵・近江の館

  数日前の見込みと異なり、風もなく晴天に恵まれ
  やや寒いものの行楽日和で、探花会で最高の
  13名が参加されました。
  国を代表する植物園なので、樹木等の詳細に
  ついて少々記載します。

□ 小石川植物園(東京大学理学部付属植物園)
    本園 東京都文京区白山  総面積 161,588㎡
    分園 栃木県日光市花石町 総面積 104,306㎡

    本園は、徳川幕府直轄の御薬園。
    1681年北薬園に護国寺建立、
    薬草を南薬園に移植。
    一部を白山御殿の跡地に移植。
    1711年南薬園の薬草も白山御殿跡地に移植。
    北薬園 大塚護国寺のあるところ
    南薬園 麻布四の橋付近
    白山御殿 5代将軍徳川綱吉の幼時(松平徳松)、
    白山の地に造った居邸  

〇 ケンポナシ 入場門の近くに植わっています。
    クロウメモドキ科の落葉高木で、花梗が肉質に
    肥厚しその先端に球形の果実を 付けます。
    この時期は丁度落葉期で、花梗の肉質部分・
    果実と共に枝ごと落下します。
    この肉質部分を舐めてみると甘く、梨の味がします。
    ケンポナシは、覚え方としては恐縮ですが
    健保なしが分かりやすいが、「玄圃梨」 と書きます。
    平成17年12月に作ったケンポナシの果実酒を
    少量ずつ味わいました。
    このケンポナシには酒の酔いを醒ます作用があり、
    そのため酒造家では栽培や 材の持込みも控える
    とのことです。

〇 シナマンサク 落葉木で濃茶色の黄葉は、
    常緑樹の緑の中にあって実にコントラストが良いと
    思われます。
    葉が虫食いにより葉脈だけが残り光が透けて
    見えるのも趣がおります。  

〇 コダチダリア(皇帝ダリア) キク科でメキシコ原産
    の大型ダリアは、昨年の第11回探花会(川口)
    でも 見学しましたが、花の少ないこの時期に4m程の
    高さのコダチダリアが咲いているのは異様な
    感じがします。 控えの竹支柱にも負けていません。

〇 ニュートンのリンゴ
    イギリスの物理学者、天文学者、数学者の
    ニュ-トン(1643~1727年)の万有 引力発見の
    端緒となったリンゴの分株で、昭和40年に来園
    となり隔離栽培後、 健全な子苗ができたので
    焼却しましたが、現物はその子苗です。
    果実ができていた模様でした。

〇 メンデルのブドウ
    オーストリアの僧侶、植物学者メンデル
    (1822~1884年)が遺伝実験に供したブ ドウの
    分株で、大正3年に来園となりましたが、比較的
    細い幹でした。  

〇 精子発見のイチョウ
    雌雄異株の雌木で、明治29年に平瀬作五郎が
    種子から精子を発見したもので、 顕花植物
    (=種子植物)で最初の精子発見として世界で
    学界の注目の的となり、 生物学史上、時代を
    画した貴重な記念物です。
    東京では受粉が4月末から5月始めで、受精は
    9月末から10月半ば頃です。
    なお、同年ソテツでも東大植物科卒の植物学者
    池野成一郎が精子を発見したと のことです。

〇 ヒマラヤザクラ
    東~中央アジア原産のヒマラヤザクラが咲いて
    いました。
    色合いがなかなか良い5弁の花です。
    かなり長いおしべ・めしべも特徴です。
    このサクラの前で集合写真を撮りましたが、
    注視しないと分かり難いです。      

〇 甘藷試作跡 今回は見学しませんでしたが、
    甘藷先生甘藷試作場跡記念碑があり、近江の
    儒者、蘭学者、書物奉行の青木昆陽(1698~
    1769年)が、享保20年(1735年) 飢饉時の備荒食糧
    として幕府に進言し、許可を得て甘藷(サツマイモ)を
    試作し 成功した。
    甘藷はその後上総~下総~埼玉へと普及した。
    川越芋の主流は「紅赤」との ことでした。  

〇 プラタナス
    世界の四大並木樹種の一つで、いわゆるスズカ
    ケノキ(鈴懸)の総称で、鈴を懸 けたような果実に
    よります。 スズカケノキ・モミジバスズカケノキ・アメ
    リカスズカケノキが植わっていますが、何れも
    ゆったりと梢を天に向かって聳えるかのように
    枝を伸ばしていま す。
    幹肌と葉形等対比させればその違いは
    歴然としています。
    ただし、ここのように比較するものが並んでいない
    と分かり難いでしょう。
    ちなみに、次に掲げるユリノキの葉とはパッと見た
    感じでは大きさ・色合い等 が似ており、ある広報に
    街路樹のプラタナスの落葉云々と表記されていた
    ので プラタナスではなくユリノキですと言ったことが
    ありますが、紛らわしい例で す。

〇 ユリノキ
    アメリカ中部原産のこのユリノキもプラタナスの
    一角に植わっています。
    英名ではチューリップツリーと言いますが、
    和名の通称名としては葉の形が 職人が
    着ている半纏(はんてん)に似ていることから
    ハンテンボクとも言われ ます。
    果叢は理髪店(床屋)で髭剃り時に泡立てた
    石鹸を頬に塗る道具に似ており、 果叢ごと
    落下するので、プラタナスの鈴状のものとは
    見分けることができます。

〇 シマサルスベリ
    沖縄等暖地性のサルスベリ(百日紅)で、かなりの
    大きくなっています。
    幹肌の剥がれ具合はカリンの幹の様です。

〇 カリン
    カリンの黄色い実がたわわに付いていて、
    カリン酒が樽単位でできそうな感じ でした。
    カリンの実は表面は無毛ですが、よく似た
    マルメロの実は腺毛に覆われていま す。

〇 モミジ
    イロハカエデの紅葉が見られました。品種的には
    第11回探花会の川口市安行 の小林もみじ園や
    同埼玉県花と緑の振興センターでのものが
    参考になります。

〇 日本庭園
    自然風の回遊式庭園は、昭和30年から日本
    庭園の改修工事があり現在の姿に なりました。
    総面積のおよそ1/4を占めています。
    借景の高台にあるイチョウ、池端のナンキンハゼ、
    モミジ等が彩りを添えてい ました。

〇 薬草園
    もともと江戸時代の御薬園から出発しているので
    当然ではあるが、薬草類は充 実しています。
    薬草でもゲンノショウコ等は一般の方々が煎じ
    飲むことは一般的ですが、漢方 に代表されるように
    専門家による調合等なくしては命に関わることも
    あり得る ので注意を要します。
    毒草については別の機会に譲ることとしますが、
    意外と普段見慣れている草花 でもこれが毒草!かと
    いうものも多々あり、いとまがないので子供や孫達に
    教え ておく必要があろうかと思いますし、本人も
     認識しておくべきでしょう。

〇 樹木の計測
    ついでに、樹木を購入されることも多いと思われ
    ますので、樹木の計測の方法 をここに記しますと、
    人間では身長、体重、スリーサイズ等で計測します
    が、樹木では樹高・枝幅 ・目通周(めどおりしゅう)
    で計測し売買します。
    勿論、樹種や形姿によって異なります。
    樹高は、地際からの高さですが、先端部の徒長枝
    は含まれません。
    枝幅は、葉張りとも言い、高さに対し横の最大直径
    を言いますが、場合によっ ては、幹の芯から東西
    南北の枝先までのそれぞれを計測する場合も
    あります。
    目通周は、以前は地際から1.5mの高さでの外周
    でしたが、現在は地際から 1. 2mの高さでの外周
    を言います。
    それでは、その位置の幹が2又以上の場合には
    どうでしょうか。
    この場合には、夫々の総和×0.6を目通周とします。

□ とげぬき地蔵   
    巣鴨の高岩寺境内にあるとげぬき地蔵では、
    順番待ちの上各々祈願水を掛けまし た。

□ 近江の館 長浜市に本社のある近江の
    館巣鴨店で、近江八幡の名物赤コンニャク等
    それぞれ お土産を求めました。

□ 反省会 休憩方々喫茶店にて今日の反省等
    を行いました。
    会員山口幸長氏には大変お世話になり
    散会しました。

    凡そ、都心とは思えない静謐さがあり、
    往時を偲び足許の土の上で落葉を踏みながら
    歩くと、舗装面では味わえない柔軟的な弾力性を
    感じ、心地よさが脚に伝わってきました。
    舗装面は便利で良い面も多々ありますが、
    硬さを感じ逆に脚も疲れます。
    手前みそになりますが、一時の気休めになった
    ことと思います。 お疲れ様でした。

   











平成21年10月11日(日)~12日(月)
第22回探花会 浜松モザイクカルチャー他


小澤庭苑研究所
  東京農大造園学科での同輩、京都で造園の修行を
  積んだ小澤氏の工房等を訪れました。
  造園工事の他、宝塔・五輪塔の石塔等の研究も
  進めています。

浜松モザイカルチャー世界博2009(第4回)
  第1・2回カナダ・モントリオール、第3回中国・上海市、
  第4回ははままつフラワーパークで開催、25国地域・
  97都市・団体が出展。
  さすがに過去開催地の作品はテーマ・スケール・
  難度共垢抜けていました。
  さいたま市は〈サッカーとバラと人形のまち、さいたま市
  をよろしく「ヌゥ」〉を出展していました。

宿泊
  弁天島駅、海浜公園に近い弁天島の民宿「あみ住」
  にしました。

弁天島神社
  天女で有名な弁天島神社は、先日の大台風の影響で
  境内の大木が倒れた形跡がありました。

弁天島海浜公園
  海水が混じる港にはイソギンチャク等漂着して
  いました。沖合いの弁天島モニュメントの赤い鳥居
  と手前のヤシとの景観はなかなかのものでした。

定期観光バス
  中型の観光バスは女性ドライバーに若い女性ガイド
  でしたが、昨日は30名強で、本日は13名。
  ペイしないと思われますが、一生懸命対応されている
  のを見ると気の毒な気持ちになりました。
  ・館山寺ロープウェイまたは館山寺遊覧船
  ・奥山方広寺(東海地方屈指の禅寺)
  100年に1度の改修のため本堂はシートで囲われて
  いましたが、通常は高い位置にあり近くで滅多に
  拝見できない釈迦三尊が公開されていて、目前で
  説明を聞くチャンスを得ました。
  外周りには自分に似た顔が必ずあるという五百羅漢像
  が至るところにありました。
  ・竜ケ岩洞(東海地方最大の鍾乳洞)
  落差30mの洞穴内大滝等、約2億5000万年前
  に形成された気の遠くなる鍾乳洞、手掘りでの拡張
  作業の末に公開されたことに敬意を表します。
 ・井伊谷宮・龍潭寺(井伊家菩提寺)
  龍潭寺庭園は近江ゆかり(長浜市)の小堀遠州作
  国指定文化財 ・名勝記念物で、景石を随所に
  配した心字池の池泉観賞式庭園はサツキの刈り
  込みが見事でした。
  左甚五郎作うぐいす張りの廊下、龍の彫刻も
  見ものでした。

浜松市楽器博物館
  東洋最大で世界中の楽器を集めた博物館は、
  展示室に入った途端大きなアジアの楽器群に
  圧倒されました。
  音楽に興味のある方なら是非とも見るべき価値の
  あるところ でした。

   







平成21年9月27日(日)第21回探花会 はぎ他

東武線堀切駅から隅田川七福神を浅草駅まで
歩くコースを選びました。

昨年第10回探花会ではハギの見頃が少々過ぎ
ていたので、今回は1週間程度早めたことに
より丁度よい時期となり、多門寺のシロハギ、向島
百花園の30mのハギのトンネルや、ワレモコウ、
ホトトギス、ススキ等秋の風情を楽しみました。

向島百花園は都営の庭園で、国の名勝・史跡に
指定されていますが、町人の庭として珍しく
1804年(文化元年)に佐原鞠塢により造園され
往時の面影を残しています。

なお、百花園では春の七種、秋の七草と使い
分けています。コースには寿老神(隅田川七福神
では神と記載の白鬚神社を始め近江ゆかりの
地も多くあります。

大黒神・恵比寿神を祀る三囲神社(みめぐり)は、
近江国三井寺の僧源慶が巡礼中云々の故事から
命名とあり、二神は越後屋(現三越)に祭られて
いた御本像とのことです。

途中で言問団子も味わい、東武浅草駅までの
隅田川に架かる言問橋からは、惜しくもさいたま市
誘致の思いが届かなかった平成23年竣工予定の
業平橋駅前「東京スカイタワー」が、100m強の
高さまで立ち上がっているのを垣間見ることが
できました。






   


探花会は、樹木や草花を愛で観察することにより、心身の健康維持を図る目的で、平成20年新年賀詞交歓会において発足しました。 環境に溶け込むよう、ゆっくりゆったりをモットーに無理をしないでのんびりと探ります。 時には、草花にとらわれずフラッとその辺に立ち寄ってみることもあります。難しく考えないで先ず一歩を!そのため、できるだけクルマは使用しません。 第14回は、平成21年3月19日~20日にテーマ「ツバキ」のもと、伊豆大島に1泊2日で出掛けました。 大島では山田会長の元職場の後輩で陶芸をされている西戸氏夫妻の工房を訪れ歓待を受けました。―勿論ツバキも充分に見てきました―  第15回以降「ヤマザクラ」「シバザクラ」「バラ」「ハナショウブ」「ハス」「ミソハギ」等、その時期の旬の花々を見学観察しました。 なお、第18回を一区切りに1回からの参加回数の多い方4名に、イベント案内欄にもある第25回世界らん展日本大賞2010の入場料半額の特別賞とすることにしました。 4名の会員は、今井須賀子(高島市出身)、大塚釋一郎(目黒区出身)、柴田展男(近江八幡市出身)、奥村次雄(草津市出身)の各氏でした。 以降も節目ごとに表彰する予定です。

  ゴルフ会 <部会長 村田 芳和(草津市出身)>
 



   

   




第5回埼玉滋賀県人会 ゴルフコンペ開催

9月25日(土)家を出るときは雨、しかしながら鹿沼72
CCの空は秋風薫る絶好のゴルフ日和に恵まれました。
16名(女性4名)のプレイヤーが日頃の腕前を競い、
楽しい1日を過ごしました。

今回も会場のゴルフ場からは、プレー費、パーティ景品
等、協力協賛を頂きました。次回開催を平成23年4月
16日(土)に決定し、和やかな内に閉会となりました。

成績   名前
優勝 小川 徹
準優勝 小野 良治
第3位 辻 正江 (女性)

文筆  村田  芳和  

   


第4回埼玉滋賀県人会 ゴルフコンペ開催

4月24日(土)埼玉滋賀県人会親睦ゴルフ大会を鹿沼
カントリークラブ で、4組13名の参加で開催しました。

今回は女性が4名参加され華やかな大会でした。

天候にも恵まれ楽しい会でした。

名前 スコア グロス HP NET
優勝 小川 徹 51,46 97 22.8 74.2
準優勝 中村 文雄 48,47 95 19.2 75.8
第3位 小野 良治 56,52 108 31.2 76.8

文筆  中村  文雄  

   





本記事の写真掲載はありません。

第3回埼玉滋賀県人会 ゴルフコンペ開催

絶好の秋空の下、9月26日鹿沼カントリークラブで8人によるゴルフコンペを開催しました。
今回は紅1点今井智穂さん(今井幹事のお嬢さん)が初参加され華麗なゴルフを見せて頂きました。
また77歳になられる大塚さんには元気なお姿に敬服しました。
今回も村田ゴルフ部会長(鹿沼カントリーの名物男)には一方ならぬお世話になりました。
毎年2日の興行を考えておりますが、4組までには増やしたいと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。

中村文雄


第3回埼玉滋賀県人会
開催年月日:2009・9・26 天気:晴れ
競技方法 :新ペリア
隠しホール:
筑波IN 1 3 4 6 7 9
富士 10 11 13 15 17 18
スコアカット:ダブルパー
使用コース :筑波I 富士
順位決定方法: 生年月日
最大ハンデ :男性 36.0 女性 36.0
参加人数 : 男性 7 女性 1 合計 8人
順位 氏名 筑波Ⅰ 富士 GROSS HDCP NET
1 村山隆昭 41 44 85 12 73
2 入江洋二 44 47 91 16.8 74.2
3 大野博文 43 49 92 16.8 75.2
4 中村文雄 45 51 96 20.4 75.6
5 大塚釋一郎  50  53  103  25.2  77.8
6 板谷幸雄  46  50  96  18  78
7 今井智穂  48  53  101  21.6  79.4
8 村田芳和  48  48  96  14.4  81.6

   
平成20年度埼玉滋賀県人会新年賀詞交歓会で、会員皆様の親睦と、健康を兼ねたゴルフ会が発足しました。 春1回、秋1回の年2回を目標とし「栃木県鹿沼72ゴルフクラブ」で平成20年3月と21年4月に2組で開催しました。(20年秋は天候等により中止としました)  毎回ゴルフ場支配人を始め、レストランマネージャー等のサポートを得て、プレー代、景品の協賛があり、楽しく1日を過ごすことができました。

平成20年3月30日開催の成績は、競技方法:新ペリア スコアカット:ダブルバー使用コース:筑波OUT 筑波INで、以下のとおりでした。  

順位 氏名 出身 筑波O 筑波I GROSS HDCP NET
第1位 村田芳和 草津 48 51 99 24 75
第2位 中村文雄 近江八幡 46 46 92 15.6 76.4
第3位 小川 徹 彦根 42 52 94 16.8 77.2

  渋沢栄一研究会 <部会長 松本 康男(守山市出身)>


渋沢栄一生誕の地と生家


第7回渋沢栄一研究会

7月24日(土)5名参加

渋沢栄一に漢学を教え、後の成功に導いた恩師は
従兄弟で10歳年上の尾高惇忠です。

惇忠の研究家、荻野勝正氏に案内されて栄一の生家と
墓参り、その後惇忠の生家と墓参りをしました。

特に惇忠一族の墓の大きさには圧倒されました。

墓は誰かに綺麗に管理され、郷土の郷士が今も尊敬
されていることを拝見して来ました。

松本 康男

   



渋沢正英氏


会場風景


参加者





第6回渋沢栄一研究会
深谷市在住の長南会員からの情報により参加しました。

日時 平成22年2月22日(土)
場所 深谷市「埼玉グランドホテル深谷」
主催 (財)渋沢栄一記念財団
講師 渋沢正英氏(財団理事長・渋沢栄一曾孫)
演題 「奇跡の時代」

演題の「奇蹟の時代」は幕末の身分制度のもと農業も工業・商業も帝国主義で植民地政策を推し進めていた欧米列強に較べれば赤子の様な日本が外圧により突如開国しましたが、中国や他のアジア国の様にその支配に飲み込まれずに、しかも短期間に「近代化と共に富国強兵」を推し進めて列強に肩を並べるまでに新しい日本を建ち上げた明治から昭和初期までの約70年間はまさに「奇蹟の時代」であった。 列強の近代化された政治・経済・産業を貪欲に取り入れて、その時代の若者達が自分の生命を懸けて努力に努力を重ねて幕末・明治・大正・昭和の日本を創り上げた。その偉人達の中でも特に経済殖産興業における最大のリーダーであった渋沢栄一の生き様をその曾孫が語ったのでした。

今年は渋沢栄一生誕170年目。永眠して79年目(昭和六年死去) 考えれば近い近い過去の歴史で不思議な気がしました。 出席者約300名を前に85歳の渋沢講師は言語明瞭且つ力強い声で1時間余の講演をされました。(講師の名付け親は当時85歳だった曽祖父の栄一だったとの事です) 幕末から明治に懸けて日本の近代化の礎を築く為に有能な多くの人材が若くして生命を散らした中で渋沢栄一が91歳まで長命で日本の近代化発展に尽力された事に深い感銘を覚えた1日でした。

尚講演後聴衆の1人として小生はNHKのインタビューを受けました 夕方のニュースで放映されたとの事(数人の友人から電話あり) 小生はそのニュースを残念ながら見ていませんでした、上手に喋れていたでしょうか? 今から約150年前の幕末の日本をえがいたNHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも見て当時の日本の姿に想いを馳せてみるとしましょうか!! 「奇蹟の時代」の意味がより実感できるかも知れませんね。

松本 康男

   



ホフマン輪窯6号窯


集合写真










第5回渋沢栄一研究会

日時 平成21年11月1日(日)
場所 深谷市
見学場所
 1.日本煉瓦製造(株)
   日煉瓦製造施設(国指定重要文化財)
   ①ホフマン輪窯6号窯
   ②旧事務所兼住宅(ドイツ人技師)
   ③旧変電所
 2.備前渠鉄橋
    3.プレート・ガーター橋

日頃の行いの賜物か11月1日は秋晴れで気温も26℃とポカポカ陽気に恵まれ渋沢栄一研究会のメンバー9名は渋沢先生生誕の地である深谷駅に10時集合。 1日乗り放題100円の市バス(女性運転士)に揺られる事15分で当日の見学施設に到着、既に大勢の見学者が並んでいました。 明治の初期(明治4年)渋沢栄一の指導で渋沢生誕の地にドイツから技師を招き日本で最初のレンガ工場ホフマン輪窯を設立、当工場で生産されたレンガは明治時代の主要な建物や施設で多く利用されている。(東京駅・日本銀行・慶応大学・丸の内の三菱館等) 外国の優れた技術を取り入れて日本の近代産業の発展に尽力した渋沢栄一のリーダーシップと江戸・明治・大正・昭和と91年間の生涯とその生き様には現在のリーダー層に比べてただただ敬服。幕末から明治維新に命を懸けて外国から日本を守り、近代基礎を築いた人々として雄藩の武士道が語られていますが、渋沢栄一や岩崎弥太郎・福沢諭吉等の政治以外の分野で活躍した人々の尽くした役割も凄いと心から思います。 日本煉瓦製造(株)から約4km整備された遊歩道を歩き、途中日本で最初の鉄道である煉瓦工場からの鉄道跡(プレートガーダー橋)を通り、東京駅をモデルにした立派なレンガ創りの深谷駅を見て解散としました。

松本 康男

   
第1回 平成19年 8月24日 深谷市
渋沢栄一記念館・生誕地他
第2回 平成19年 10月14日 深谷市
ボックスガーター橋
第3回 平成20年 4月5日 東京王子 飛鳥山
桜花見、晩香廬 青淵文庫
渋沢栄一史料館
第4回 平成20年 11月10日 群馬 富岡製紙工場

当研究会としては、上記のとおり平成19年8月から今までに、渋沢栄一生家をはじめ、記念館、飛鳥山史料館及び邸宅、富岡製糸場等を見学しその公私に亘る生き様に感銘を受けました。


  落語会 <部会長 山田 正(近江八幡市出身)>





第4回落語会報告

10月27日18時から上方落語家 笑福亭松喬師匠の独演会を開きました。
参加者 約70名。会場のある住所は昔、「橘町」と言いました。たくさんの寺院があり、その沿道に参詣用の立花が多く売られていたことに由来するそうです。

その地名に相応しい「おふみさん」を演じてもらい
ました。浄土真宗では法事の最後に必ず、第8代
蓮如上人が信者に宛てた手紙集「おふみさん」を
読み上げます。

たまたま2号さんの名前が「おふみさん」で、話が
こんがります。

講演終了後、同じ会館にあるレストランで懇親会を開きました。師匠が各テーブルに親しく酒を次いで廻りました。回を追う毎に懇親が深まって行きます。  当日に毎日新聞、翌日に「東京かわら版」の取材を受けていましたが、「じっくり古典落語のフアンを増やしていきたい」と抱負を語っていました。

(山田正報告)

   
笑福亭 松喬師匠
第1回 平成20年 10月14日 はてなの茶碗・住吉駕籠
第2回 平成20年 10月3日 牛ほめ・質屋庫
第3回 平成21年 2月19日 首提灯・百年目
第3回は山田誠治氏司会
参考
:インターネットショッピング、コロンビアファミリークラブ発売
      六代目 笑福亭松喬 上方落語集(CD) 10巻2万円

  ボーリング会 <部会長 広瀬 憲秀(近江八幡市出身)>




第3回ボウリング大会

日時   平成22年6月5日
場所   ニューパールレーン武里
参加者   17名
ゲーム方式   2ゲームトータルハンデ戦

今回は初参加者5名(内女子1名)を含め17名の
参加者で、1投ごとに 歓声が上がり大いに盛り上がり
ました。

試合結果 HC 1G 2G
優勝   樫原 隆   299   20   151   108
第2位   中村 文雄   286   10   113   153
第3位   今井 力   253   0   118   135

ゲーム終了後、「レストランむさし」にて表彰式と懇親会
を行いました
乾杯の後、山田会長より7月11日の総会案内・新納氏
より5周年事業に向けての概略説明などがあり、会員
よりも色々と意見が出ました
その後初参加者より、自己紹介や感想を述べられ、
拍手と歓声の内に終了しました

第4回は11月27日(土)の予定です

ボーリング大好きの方・昔やった方参加して下さい
待っています!!

文筆 広瀬憲秀



   








第2回ボウリング大会

日時  平成21年10月26日(日)
         9:30 スタート
場所  ニューパールレーン武里
参加人員  12名
ゲーム方式  2ゲーム ハンデキャップ戦

〈ゲーム結果〉
今回は第1回の成績を参考にハンデを設定
〈初参加の方は0ハンデ〉
前回優勝の上野氏は-100と言うハンデとなり、誰に
でも優勝のチャンスが出て来た事でゲームは1投ごとに
歓声と拍手で大いに盛り上がりました。

優勝    田附 郁夫  256ピン
第2位  奥村 次雄  254ピン
第3位  広瀬 憲秀  250ピン

ゲーム終了後レストラン武蔵にて表彰式と懇親会を行い
ました。 初参加者3名の自己紹介をきっかけに話が
盛り上がりました。
また 今後のイベンントの紹介等あり、 和やかな歓談のうちに13時30分に終了しました。
次回予定は平成22年6月5日(土)ニューパールレーン
武里です。多くの皆様のご参加お待ちしています。

広瀬憲秀

   
第1回ボウリング大会賑やかに開催! 参加人員 13名
日時 平成21年6月14日(日)9時30分スタート
場所 ニューパールレーン武里
ゲーム方式 2ゲームトータル
初めての開催ということで始球式を山田会長に依頼したところ、何と見事なストライクで一気に盛り上がり、ゲームを 開始、賑やかに楽しみました。
結果は、このレーンのエース格で、埼玉代表選手でもある上野久男氏が圧倒的な勝利で第1回の優勝を飾りました。
優勝 上野久雄 435ピン 甲賀市(新楽町)出身
第2位 松林克之 278ピン 東近江市(八日市市)出身
第3位 新納 桂 265ピン 日野町出身)

ゲーム終了後レストラン武蔵にて表彰式と懇親会を行いました。
乾杯の後なごやかに会食をしながら語り合い、また貴重な意見等も出て大いに盛り上がり、第1回の大会を終了しました。
早朝9時集合に1人の遅れも出ず、スムーズに会を進行することが出来ましたのは、皆様のご協力のお陰と感謝しております。

  ハイキング部会 <部会長 関森 恒雄(多賀町出身)>

 ハイキング部会

  平成22年11月11日(木)第2回ハイキング会

  武蔵の小京都といわれる小川町と官ノ倉山低山ハイクを7名の参加者にて実施いたしました。
  当日は晴天に恵まれ、東武竹沢駅に午前9時集合、標高344mの低山でしたが、行程に
  変化があり、展望もよく、また、武蔵の小京都と呼ばれる古い小川町の町並みを散策いたし
  ました。

      歩行距離 約10km
      歩行時間 約4時間

  皆さん元気で楽しい1日を過ごす事が出来ました。

  第3回ハイキング会を暖かくなった春頃計画します   
  大勢の方の参加をお願いいたします
文筆 ハイキング部会 部長 関森恒雄  


官の倉山頂上での参加者


鳥居前で一休み


山頂について記念撮影


開催日時 平成22年3月18日(木) 午前9時集合

集合場所 西武線 高麗駅

昨年の秋に予定していたハイキング会(第1回)が
雨天の為中止になりました

3月18日、奥武蔵ハイキング(日和田山・物見山)を
8名の参加者にて行って参りました

当日は晴天に恵まれ両山とも、300m程度の
低山でありましたが、関東平野に臨んで立ち
上がっている小なりとも一山の趣があり、また、
一帯は素朴な山村風景が残り、懐かしい風景の
中を歩行距離約10Km・歩行時間約4時間 皆様
元気で楽しい1日を過ごす事が出来ました

参加者多数より秋の紅葉に第2回目をやりましょう
との希望が出ました

計画いたしますので多くの方の参加をお待ちいたします

文筆 ハイキング部会 部長 関森恒雄
   
平成21年7月4日(土)の総会時に発足しました。

 ウォーキングの効果としては、・老化防止・ストレス解消・生活習慣病予防・肥満防止があげられます。
登山まではと思われる方のための比較的軽度のハイキングです。

アンケートでも希望者の多い部会です。是非ご参加を!

  講演会










平成21年11月4日(水)18時からの講演会開催報告

演題 「上海万博と最近の中国ビジネス事情」
講師 2010年5月上海国際博覧会日本政府代表
    塚本 弘氏(大津市出身)
主催 全国滋賀県人会連合会 当会は共催

約70人参加 前半を万博会場や日本館内の紹介を
パワーポイントでわかり易く説明してもらいました。
まだ日本では話題に上っていませんが、すでに800万人の予約が入っていて、10月末の会期内には7000万人の来場を見込んでおり、40年前の大阪万博の2倍の規模で、6500万人の記録更新を狙っているのだそうです。

現在、滋賀県人会でツアーが組めるか、業者と検討中ですが、もし実現したら塚本代表が自ら館内を案内してくれるという約束をいただきました。

192カ国、50国際機関から参加申し込みがあり、塚本代表が全世界の運営委員会議長の大任を勤められるそうです。  

後半はジェトロの海外調査部の資料に基づいて、日本企業が今後生き残りを図る上で何が大切かについて示唆がありました。郷土の平和堂が健闘しているという報告があり、同郷のものには朗報でした。

予定時間の20時15分まで質疑応答があり、熱気のうちに終了しました。